お人好しの心理学。 いい人でも優しい人でもない、損な生き方していませんか?

人生

こんにちは、矢印タカシです。

あなたの周りに「お人好し」な人はいませんか? もしかしてあなた自身がそうでしょうか。 相手からは重宝がられるかもしれませんが、本人は気を遣うだけでちっとも楽しくない、モヤモヤするし本当はそんなのやめたい! 今回はそんな「お人好し」についてのお話です。

お人好しとはどんな人のこと?

お人好しな人とは他人を疑わずに信じやすく、騙されやすい人のことを指します。

それに加えて「自分の気持ちや価値観」を我慢してでも、相手を大事にしようとする人とも言えます。 悪いことではありませんが、自分の気持ちに反することをしててもモヤモヤしますし、自分にも相手にもメリットはありません。

そもそも「お人好し」という言葉はホメ言葉ではなく、残念な人ねという意味でもあります。

お人好しな人の特徴

・簡単に人を信じてしまう

疑うことも生きる上では必要です。 人を信じることも大切ですが、無防備にだれでも信じてしまっていては相手に利用されるだけです。 相手にそのつもりがなくても無意識に「便利だから使おう」と思われているかもしれませんよ。 

・断れない

断ると悪いと思ってしまう。 自分が我慢すればいいだけだし、やれる事はやってしまう。 相手からは意志薄弱で決断力が無い人と思われているかも。

・頼られていると思っている

「いつも助かるよ」と言われて喜んでしまっていませんか? 「便利だからまた頼むよ」と同じことです。 そろそろ頼られていると使われているの違いに気が付きましょう。

・固定観念が強い

自分の中に「こうしてあげるべきだ」という固定観念が強いのかもしれません。 でも、それは自分がそう思っているだけで相手に当てはまるとは限りませんよ。 一度冷静になって自分を見つめなおしてみてはどうでしょうか。

お人好しはなぜ損をするのか?

いつも他人を優先させるクセがついているので、いざ自分が意見を主張してもなかなか受け入れてもらえません。 ある統計によるとお人好しの人は年収が低い傾向にあり、出世も遅いのだそうです。 会社にもいませんか? いつも文句ばかり言ってるし、自分の意見をまげずに押し通そうとするひと。 大声で高圧的な態度のひとほど出世するのが世の中のしくみです。 優しくて意見を譲ってしまうひとほど埋もれていきます。

また、相手のわがままを受け入れてしまうため、「あいつならやってくれる」などと他のまれごとがエスカレートしていくことも。 残業を押し付けられたり休日出勤をお願いされたりしていませんか? 同じ給料なのに自分だけ仕事が多いのは「お人好し」だからかもしれませんよね。

相手に気に入られたいという感情からお人好しな行動をしてしまうのは、自分に自信がない漠然とした恐怖や不安を感じているからです。 便利な人と感謝されるのも一瞬のことですし、自分のやりたいことが出来ないのは人生において一番の損をしていますし、とてもつまらないことです。

脱・お人好し! まとめ

人はだれでも多少はお人好しな部分を持っています。 ですが、相手に喜ばれることで自分にプラスになるとは限りません。 大事なのは自分の意志をしっかり持つこと、自分の気持ちを大切にすることです。 あなたの人生はあなたにしか変えることができません、お人好し=優しい人=いい人では無いことに気が付きましょう。 お人好しを止めたからといって、明日からイヤな人にはなりません。 むしろ、しっかりと自分の人生を歩きはじめたあなたに周りが驚くでしょう。 「なんだ、やれば出来る人だったんだ!」と評価も変わっていくでしょう。

すてきな人生を手に入れてください。

それでは、また。