迷ったらGO!の心理学 迷うことでチャンスを失っていませんか?

人生

こんにちは、矢印タカシです。

私たちの毎日はあらゆる選択の連続で成り立っています。 朝ご飯はパンにするかご飯にするかを選択し、出かける前には着ていく洋服を選びます。 小さな選択から大きな決断まで無意識にするものもあれば、悩みに悩んで決めることもあります。 よく「迷ったらGO!]と言いますが、なぜ「迷ったらやめとく」ではないのでしょうか? 今回はそれについてのお話です。

迷ったらGO! 思い立ったが吉日?

あなたがもし何かの選択で悩んでいるときに、友達から「迷ったらGO!でしょ。」と言われたら、あなたはどう感じるでしょうか? 人が一生懸命悩んでいるのに、なんて無責任なことを言うんだ!と感じるでしょうか。 それとも「そうだね、悩むだけ無駄かもしれないね。ありがとう。」と前向きに捉えることが出来るでしょうか。

この言葉、人から言われて「ちょっと待ってよ!自分でよく考えるから」と一旦逃げようとする人は要注意です。 せっかく目の前にあるチャンスを見逃すことになるかもしれませんよ? 

「善は急げ」や「思い立ったが吉日」も同じような意味を持ちますが、こうした言葉が昔からあるということは「すぐやる」ことに意味があるからなんですね。

なぜ「すぐやる」のか? じっくり考えてはダメ?

その答えは「自分に考える暇を与えない」ためです。

考えること自体は悪くありません。 多くの人はまず「考える」ことから始めますが、迷ったときに考え出すとどうしてもネガティブな方向へ行ってしまいます。 心当たりはありませんか? 考えたあげくに「やっぱりやめておこうかな」という結果にたどりつく事がよくありませんか? 同時に「やっぱり、やっておけばよかった!」と後悔することも。

多くの人の思考は基本的にネガティブです。 

迷いが生じる→どうしたらいいか分からない→やめたほうが無難では?→だからやめるを選択する。 というパターンに慣れているんです。 考えれば考えるほど「やめておこう」という方向へ向かいます。

だからこそネガティブな考えが始まるまえに行動しようということなんですね。

何かを始める前からあきらめてしまうのって、ものすごく損をしていると思いませんか? やればいいのに!と思った経験ってありますよね。

チャレンジから逃げれば成功の可能性もゼロになります。 成功しないという事は失敗もしないことなんです。 ただ多くの人は「失敗しない=成功」というような勘違いをしていることがありますが、それは大きな間違いですよね。

いろんな分野で成功している人は口をそろえてこう言います。

「失敗なくして成功はありえない」と。

逆に捉えれば成功者は「失敗することを恐れていない」と言えますよね。 つまり「上手くいくorいかない」を選ぶのではなく、「やるorやらない」だけを選択しているんですね。だから迷ったらGO!(チャンスがきたらとりあえずやる)を選ぶわけです。

考えるよりも先に行動する

当たり前ですが無謀な挑戦は意味がありません。 スキルが無いのに戦っても勝てませんし、あくまで「出来るかも!」と感じることが大切です。 自分に出来そうだなと思えることは多くの場合「可能」なことだからです。

何度も言いますが「出来ないかも、失敗するかも」と自分が考えてしまう前に「とりあえずやってみる」クセをつけることが大事です。

周りの人を思い出してみてください。 「また今度ね」や「考えておきます」が口癖の人っていませんか? その人は自分がうらやむような人生を歩んでいますか? そうです、行動を先延ばしにする人に成功者はひとりもいないんです。 だって行動より先に失敗をイメージしてるんですから。

ビジネスではPDCAという言葉がよく使われます。

PLAN(計画)→DO(行動)→Check(評価=考える)→Action(改善)を繰り返すことで成果を上げていこうという考え方なんですが、ここでもやはりDo(行動)がCheck(評価・すなわち考えること)よりも先にきていますよね。 考える前に行動なんです。

小さな行動はやがて大きな成果につながります。 チャンスを見つけたら「やるやる!」と飛びつく人から楽しくて自由な人生を手に入れていきます。 

迷ったらGO! どうしますか? もう少し迷いますか?

それでは、また。