読書術 なぜ本を読むのか、娯楽?それとも教養のため? 目的を持った「身につく読書術」について。

家庭

こんにちは、矢印タカシです。

あなたは何のために本を読みますか? そして読んだ本の内容を覚えていますか? というのも、私自身がいつも「あ~面白かった!」と読み終えた瞬間だけ満足して、その内容についてはほとんど記憶に残っていないことに悩んでいたんです。 読んでる最中はとても面白いし試してみたくなることも、読み終えて一晩経つとほとんど忘れてる、そんな経験はありませんか? どうすれば「内容をいつでも言える」ような読書を出来るのでしょうか? 今回は「身につく読書術」についてのお話です。

何のために読書をするのか?

読書も目的によって違いはあります。

小説やエッセイなら娯楽になるでしょうし、ビジネス書や自己啓発・ハウツー本などなら知識を身につけて実際に行動に結びつけるためでしょうか。

いずれにせよテレビのバラエティー番組のように「面白かった」ことだけは覚えているけど、肝心の内容についてはほとんど曖昧だし人に説明なんてできない。 なんてことはありませんか? 

今までの読書

おそらく多くの人は「読書術」なんて考えたこともなく、普通に前書きから目次を通り1ページ目から順番に読んでいくと思います。 小説などストーリーのあるものは順番に読みますが、ビジネス・自己啓発書などはどうなのでしょうか?

結果として数時間の読書タイムと「読み終えた!」という達成感のようなもので満足してしまい、翌日には内容が断片的になってしまうことになります。

つまり、無駄な時間と達成感だけが得られ、何の役にもたっていない状態、むしろ数時間分の「損」をしているとも言えます。

そこで読書術を取り入れてみる

本来の読書とは「本を読む→理解する→自分の知識にする→行動に生かす」と、インプットとアウトプットのバランスが取れている状態が理想ですよね。

しかし本全体を理解するにはページ数が多いですし効率が悪いです。 お金を払って買ったんだから全部残さず知識にしてやる!という欲を無くすことも大切です。

自分がその本を選んだ理由があるはずで、まずはそこを確実に知識として取り入れたいですよね。 「量より質」を高める方法に変えていきましょう。

読書術はどんな方法がある?

居酒屋のメニュー方式

居酒屋の席にすわってまずはメニューに目を通しますが、食べたいもの(目的)が決まっていれば、そこのページから目を通しますよね。 魚が食べたい、串焼きが食べたい、とりあえずサラダでも頼んでおく? など。

メニュー表を1ページ目から見る人は少ないと思います。 それぞれがパラパラと簡単に目を通して気になるメニューに目を止めます。 興味のないところは後回しにするか読みません。

これを読書に置き換えると、

1・最初から順番通りに読まない

2・パラパラ読み(速読・フォトリーディング)して、おおまかに理解する

3・読みたい部分から読む

となります。 フォトリーディングとは、文章を読むのではなく、画像として本を読む読書のことで、最初は違和感がありますが慣れてくるとキーワードだけがインプットされておおまかな内容が頭の中でまとまってきます。 これによって速読のように時間をかけずに済みます。

本は順番通りに読むという考えを捨ててみませんか?

くり返しますが「から揚げ弁当」を選んだのは「から揚げ」が食べたいから。 だったら空腹のうちに一番先にから揚げを食べるべきなんです。 そしてパセリや漬物を残したっていいんです。 

その本を買った目的がはっきりしていれば、順番通りに読み進めるよりも「目的の部分」から読み始めることで「答えをだしてしまう」方法もあると思います。

本というのは欲しい情報に関係する部分で時間をとられることも良くあります。 結局、本題に入るころには飽きてしまったり内容が頭に入らなかったりしては意味がありませんよね。

学校の教科書方式

これは本を一冊の教科書と思って、大事な要点をノートに書いていくやり方です。

メモを書くように必要だと思った情報はノートに書き出すことで頭が整理されていきます。 読んで記憶に留めようとしても、結局一晩寝てしまうと大半の情報は流れていってしまいます。(人によるけど)

「文字を書く」ことは記憶に定着させる効果もありますし、同時に脳内を整理する作業でもあります。 頭で悶々と考え続けるより、ノートに書いて一旦忘れてしまう方法もアリだと思います。 

後から見直したときに改めて情報がまとまって長期記憶に残ればシメたものです。

私はよくこの方法を使っていますが、情報がまとまって記憶に残る(身につく)ので助かります。

まとめ

今回、紹介した読書術は正直かなり個人的な感想が入っています。(すみません)

ただ、せっかく買って読む気になった本の内容が「あ~面白かった」だけで記憶に残らないのはすごくもったいないと感じていたので「読書術」を勉強してみました。

最初は「読み飛ばす。 順番を無視する」ことに抵抗はありましたが、慣れると圧倒的に早く目的を達成できるので今はこの方法が主流になっています。

律儀に最初から読破して綺麗に整理されて記憶に残る「脳みそ」があるのなら、それはそれで羨ましいことです。 が、少しでも楽に早く本の内容を身に着けるなら「読み飛ばし。 ノートにまとめる」やり方はおすすめできます。

あなたに合った「読書術」を見つけることは、何冊も読書を無駄にする前にぜひやっておくべきことかもしれません。

やみくもに読み進める。 効率よく読書する。

あなたはどちらを選びますか?

それでは、また。