人づきあいのルールを変えれば自分が楽になる。 他人の機嫌をとってはいけない理由

人生

こんにちは、矢印タカシです。

人づきあいの悩みは人生の中でも一番大きな悩みかもしれません。 この世の中に自分ひとりだけ。 他は動物と自然しかない世界があったらどうでしょうか。 ひとりぼっちで寂しいかもしれませんが、人間関係の摩擦はゼロです。 でも現実はどこにいっても人間関係は必ずありますし、人と接しないで生きることは不可能ですよね。 だったらいっそのこと「人づきあい」の自分ルールを見直せばいいのでは? 自分が楽になるようにすればいいんです。

八方美人 人に気をつかうのは何のため?

わたしも以前は「八方美人」でした。(おじさんなので美人ではないが)

波風たてず笑顔で接することで人間関係はうまくいくものだと。

それでもウマが合わない場合はしかたなくあきらめていました。

でも年を重ねると自分に嘘をついたり無理をすることがしんどくなります。 いろんな意味でかっこをつける必要もなくなり、素の自分でしか勝負できなくなります。

そもそも八方美人は誰のためなんでしょうか? 相手の機嫌をとるため?

結局は自分の居心地をよくするためなんですね。

たとえば「ママ友」づきあい

これも永遠に、というか子どもが卒業するまで解決しない問題ですよね。

答えを言ってしまえば「嫌われる勇気」を持つことが解決法なんですが、それが一番難しいという気持ちもよくわかります。

でも、その「嫌われたくないという思い込み」を自分で変える勇気を出さないと、いつまでもイライラ・モヤモヤしたままですよね。

そして、めでたく縁が切れてからはじめて気がつくんです。 「どーでもよかったな」と。

そうやってボス友はあなたを試し続けるんです。 距離が近づくことはないんです。

だってママ友のボスに気をつかって機嫌をとったところで、あなたは便利に使われるだけだし何なら次の「無理難題」を押し付けてくるかもしれませんよ。

だったら最初から嫌われておいたほうがいいんです。

他人の機嫌に合わせてると常に顔色をうかがうことになります。 そんなの疲れませんか?

他人の機嫌をとるよりも自分の機嫌をとることを優先しましょう。 

他人と過去は変えられない 自分と未来だけが変えられる

嫌い・苦手意識を「どうでもいい」に変える

嫌いな人とのコミュニケーションはそれだけでストレスがたまります。

そこには「苦手意識」という自分の中での思い込みがあるからで、人づきあいが苦手な人はこの「あ~、なんか苦手だな。 この人」という壁があるんです。

好きな相手ならそんなことは一切考えませんよね、自然に会話も盛り上がります。

この壁を取り除く解決方法としては嫌い・苦手という思いを「どうでもいい!」に変換させることです。

この「どうでもいい」という考え方は、他の悩みでも非常に有効な武器になります。

苦手意識というのは一種のこだわりなので、このこだわりを手放すことで自分を楽にしようということなんですね。 こだわりは全ての悩みに共通する根源です。

事実、悩みが解決してしばらくして思い出すと、そもそも悩むほどの事でもなかったな。 どうでもよかったかも。 という経験はありませんか?

つまり、目の前のささいなことにフォーカスしすぎて「こだわり」を捨てきれず、自分からモヤモヤの原因を作りだしていたんですね。 敵なんて最初から居なかったのに。

どうでもよくないのは「自分の気持ち」

「どうでもいい」と聞くとなんだか投げやりで無気力な話に聞こえますが、今回つかっているのはポジティブな捉え方の「どうでもいい」です。

なぜなら、どうでもいいことを心から手放すことで、本当にたいせつな「どうでもよくない」ものがハッキリとしてくるからです。

苦手意識や嫌いという感情に支配されているときは、大好きとか心地よいとかいう大切な部分は見えませんよね。

本当に大切なのは自分の気持ち・自分の主張なんです。

これを押し殺してまで相手に合わせてしまうから疲れるんですね。

主張と言っても自分の考え方を押し通すのではなく、まずは主張する。 「私は~だと思います。」と。

そのうえで相手の主張も認めるんです。

自分と違うからイヤだと思うと、相手も自分を嫌います。 お互いに認め合うことからコミュニケーションは始まります。

相手に合わせるのではなく、自分の気持ちを優先させる。

相手の主張を認めるかわりに、自分の主張も相手に伝える。

相手を嫌いになりそうなら「どうでもいいかも」とこだわりを手放す。

ぜひ、実践してみてくださいね。