その名も「ネブライザー」。 超音波温熱吸入器です。
こんにちは。矢印タカシです。
のどが乾燥する季節、マスクなしでは辛くなってきましたね。
今日はそんな「のどの痛みや鼻の不快感」を緩和する、家庭用のネブライザーについてお話しますね。
誰でも一度は耳鼻咽喉科でお世話にになったことのあるアノ機械です。鼻と口を覆うマスクのような部分から濃いめのスチームがモクモクと出てきて、看護婦さんに「終わるまで当てたまま呼吸しててくださいね~」と言われるアレのことです。
お医者さんにあるものと家庭用の大きな違い。
それは家庭用ではお薬を混ぜられない(生理食塩水の蒸気しか作れない)ことです。お医者さんにある機械は治療目的なのでお薬をいれて、その成分を直接吸い込むことができますが、家庭用はあくまで温熱スチームの吸引で症状を緩和させることが目的です。
とはいえ、毎回お医者さんでやらせてもらう訳にもいかず、自宅で手軽にいつでもできる家庭用ネブライザーは知る人ぞ知る超便利アイテムになっています。 私自身も乾いた咳で悩んでいたところ、ぜん息持ちの知人からネブライザーの存在を教えてもらいました。
でも水蒸気を作る装置に一万円かぁ、とその年は結局買いませんでした。(6千円台~2万円クラスまで色々あります。)ですが、その後「A&D ホットシャワー5(9千円前後)」を購入し、今でものどが痛いときなどに使用しています。
使い方は? どんな効果が期待できる?
使い方はシンプルで決まった量の水と塩をセットするだけです。
あとはスイッチを入れれば超音波の力でスチームを発生させて、加熱されてから吸入口までモクモクと出てきます。 時間も5分で自動的に止まります。(2分半で一度知らせてくれる。)
大きさもコンパクトで子どもからお年寄りまで使えますし持ち運びも軽いです。が、少し不便に感じるのは、使用後の余った水を捨てるのに本体ごと傾けなければいけない点、次のためにパーツを分解してしっかり乾燥させる点でしょうか。 まあ清潔さを保つためには必要なことなんですけどね。
家庭用はあくまで生理食塩水を水蒸気にしたものですが、つらい鼻やのどの痛みの緩和にはとても便利です。 もちろん症状が重いときはお医者さんへ行くほうがお薬も出てはやく治るのは間違いないんですけどね。
それでは、また。