高速の合流が苦手! どうすればスムーズに合流できるの?

日々の生活

こんにちは、矢印タカシです。

 

今回は「高速道路でのスムースな合流のコツ」についてお話しますね。

 

私は職業ドライバー歴20年以上ですが、幸いなことに事故歴はありません。でも決して運転が上手いほうでもないと思います。特に今でも交差点や合流など車の動きが変わる場面では、事故のリスクが何倍にも跳ねあがるため気を使いますよね。

上手に合流できないドライバーの特徴

これらは長年ほかの車の動きを見てきた経験から感じる特徴です。

 

・加速が遅いためスピードが足りていない。

・タイミングがずれている。

・全体の流れを読めていない。

 

説明していきますね。

まず「スピードが遅い」のは加速の仕方が一般道と同じような感覚でいるからです。高速道路の加速車線は長いようで実はそんなに距離がありません。その、最低限の距離で本線を走る車列に合わせるには場合によってはアクセルをベタ踏みする必要があります。飛行機の離陸ににていますね。一気に80キロ程度まで加速するように意識してみてください。

 

「タイミングがずれている」のは変に遠慮したり、本線側の車が入れてくれるだろうという考えからお互いの勘違いへと発展してしまうからです。自分は入れるつもりでも相手は先に行ってから後ろに合流してもらうつもりかもしれません。

 

「全体の流れを読めていない」。これもタイミングと同じで視野が狭まっていたり、流れを読まずに勢いだけで合流しようとして結果ヒヤリとすることになります。 あくまで、その流れにこちらが入れてもらう感覚を忘れないでくださいね。

プロや経験豊富なドライバーはどうしているか?

復習になりますが、まずしっかり80キロまで加速する。 正確には本線側の車列のスピードに合わせます。(停滞気味で60キロのペースなら60キロに加速する。) 次に、入るポイントに順位をつける。 とは言っても第二希望くらいまでで十分ですよ。 そしてウィンカーを出しながら第一希望の車間にゆっくりと合流していきますが、前方でブレーキを踏み始めていたり本線側のくるまに妨害されそうになったら、あわてずにその後ろにねらいを変更してください。(第二希望ポイント)

 

ここで意地になって突っ込むことで要らぬアクシデントに繋がりかねません。 お互いに気持ちよくスムーズに合流を済ませることに集中してくださいね。 心理的に自分の前に割り込んでくる車には「入れてやるか!」という気持ちが働くドライバーも多いですよね。

あなたにも必ずできます。 ~まとめ~

合流に上手下手はありません。 経験者は慣れているからスムーズなだけで、誰でも回数を重ねればコツがわかっていきます。 大切なのは自分のクセを理解し、ミラーだけではなく周りの流れも読みながらスピードを合わせて合流することです。

 

もし無理に入ってしまったなと感じたならお礼のハザードを数回だしておけば、その後のトラブルには発展しにくくなるのでおススメですよ。

それでは、また。