対人関係の基本。 お互いの距離感ってなに?

人生

こんにちは、矢印タカシです。

今回は、人付き合いの永遠のテーマ。「お互いの距離感」についてのお話です。

ちょうどいい距離感ってどれくらい?

まずは物理的な距離感のお話です。 好きな人でもない限り、人にはそれぞれ近づきすぎると不快感をおぼえる距離ってありますよね。 この距離のことを「パーソナルスペース」と言って、具体的には75センチ~120センチ以内に近寄られると不快感に変わります。

 そしてまた、なぜ赤の他人よりも家族や恋人、会社の同僚など身近な人ほどイライラしたり関係に悩んだりするのでしょうか。 これは単純に毎日どうしても顔をあわせて会話をしなければならないという距離が関係しています。 身近であるがゆえに依存したり期待したりしては、自分の思う結果にならずそれが裏切られたという感情に変化していきます。

赤の他人には何も期待しないですし何も求めませんよね。 だって他人ですから。

どうすれば上手く距離を保てるのか?

つまり、人というのは会話を重ねて親しくなったと思うがゆえに、相手に期待したり自分の思うような答えや行動を求めてしまうのです。 相手はちっともそんなことを思っていなくても。 それがすれ違いや勘違いとなってストレスやモヤモヤの原因となるのです。

では、どうすればお互いにいい距離感を保てるのか? まずは相手に依存したり過度な期待をしないことです。 一見、自分が冷たい人間になっていくような錯覚を覚えるかもしれませんが、それは今までの依存体質から脱却しようとしている証です。

対人関係はむつかしく考えればどこまでも苦しくなりますが、自分の中で楽になるルールを作ってしまえば対人関係は確実に楽になります。 つまり、イライラやモヤモヤの原因を相手に求めるのではなく、常に自分のとらえ方に起因していることを知るべきです。

まとめ

人はそれぞれ違う個性を持っています。 それを距離を縮めて自分の思うように使用しているとするから上手くいかくなります。 車と同じで人と人の間にも「車間距離」のようなものは必要です。 自分はただ近づきたいだけでも相手からすると煽られているように感じるかもしれません。 飲んで話せば必ず分かり合える。 そんな考え方はもう古いと思いますし、若い人ほどお互いの距離感についてよくわかっているように感じます。 年配者が「近頃の若いもんは飲み会の誘いは断るし、仕事以外の会話はぜんぜんしない。 どうなってんの?」というも古いタイプの人間だからかもしれませんね。

程よい距離感。 自分もされたら嫌なことは相手にもしない。

これがお互いのパーソナルスペースに踏み込まず、気持ちよく関係を続けるコツかもしれませんね。