勇気とは何か? 戦うべき敵は自分自身、少しの勇気が自分を変える 

人生

こんにちは、矢印タカシです。

勇気を出す。 勇気を持つ。 いったい勇気とは何なのでしょうか。 強い相手に挑むのも勇気いるし、愛の告白にも勇気が必要ですよね。 普段はそんなに気にしていないこの言葉、改めて何なのかを考えてみませんか?

勇気とは

勇気とは、普通の人が躊躇、あるいは恥ずかしいなどと感じることを恐れずに(自分の信念を貫き)向かっていく積極的で強い心意気のこと。 勇ましい強い心を言う。

ウィキペディアより引用

つまり、恐れることから逃げないで信念に基づいて強い心で挑む。といった感じでしょうか。

勇ましい「気」と書いて勇気。 気力とは何かを成し遂げようとする精神力のこと、つまり「強い心を持つ」ということなのかもしれません。

他人には勇気を出せ!と簡単に言えるけど、自分にはなかなか言いにくくないですか? 分かってるよ、でもそんなに簡単じゃないんだ。 頑張ろうとしてるし勇気だなんて大げさな。 なんて思っていませんか?

自分と戦うこと

よく言われるように、人生において一番の敵は「自分自身」です。 

この敵はときに親切な友人のふりをして自分をだまそうとします。 「勇気を出すなんてカッコ悪くない? もっと楽に生きようよ、今のままでも十分じゃん!」という具合に。

でも人は常にもやもやとした「見えない恐怖」を抱えています。 将来の不安や現状の自分、他人からの評価や思うように進まない人生など、見て見ぬふりをして毎日生きています。

このままではダメだ、何とかしなきゃ!と感じているのに動き出せない日々。 気が付かないだけで、それは自分が一生懸命に「現状維持」を選択している結果なんです。

少しでも成功に近づいている感覚のある人は気づいています。 「現状維持(変わらない事)を選んではダメ。 変化を恐れずにすこしでも前進すること、それを継続することで人は変われる」ことを。

そのためにも「勇気を持つ」ことは自分にとって大事なことなんです。

勇気を出すにはどうすればいいか?

人は何に恐怖を感じているのでしょうか。 敵がはっきりと見えていれば対処のしようもありそうですが、多くの場合「漠然とした恐怖」を恐れているんだと思います。

スポーツで自分より強い相手とたたかうとき、勇気はいりませんよね。 いるのは「技術」だけです。 なぜなら敵がはっきりしていて勝つための方法も分かっているから。

一方、見えない敵は倒し方も分からないし、はたして自分で勝てるのかどうかもわかりません。 自分に自信がない状態で戦いを挑まなければなりません。 だから「勇気」の助けがいるんですね。

全く手探りの状態で戦うのは「無謀」と言えます。 でも、少しでも可能性がありそうで自分でも挑めそうな問題なら「勇気」があればチャレンジすることができます。

恐怖の正体を知ること、逃げないで戦う覚悟を決めること、ひるまないで一歩前進すること、これらが勇気の正体なのかもしれませんね。

まとめ

アパルトヘイト廃止を訴え続けたネルソン・マンデラ氏(ノーベル平和賞を受賞)の言葉で勇気に関するこんなことばがあります。

勇気とは恐れないことではなく、それに打ち勝つことだと分かった

勇者とは恐れを感じない者ではなく、それを克服する人間のことを指すのだ。

見えない恐怖を無視するのではなく、ちゃんと恐怖と対峙してそれに打ち勝つ。 目をそらすことなく、恐怖を乗り越えることで自分は前進することができる。

若いころには色んなことに「勇気」をもって挑めたいたはずです。 年を重ねて安定を求めだすと、勇気を持つことから逃げていくのかもしれません。

見えない恐怖、見えない敵。 じつはもっと自分をよく知ることが問題を乗り越える近道なのかもしれませんね。 とかく人は自分のことは棚に上げて、他人にばかり興味を持ちたがります。 

人と比べて安心したり嫉妬したり。 なんでも人のせいにするのは簡単ですし楽な生き方ですよね。

勇気の本質が見えてきたところで、あなたは「誰」と戦いますか? 勇気をもてば勝てそうなきがしませんか?

過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる。

それでは、また。