サイコパス 知っておくべき身近にひそむ特殊な性格の持ち主です。

人生

こんにちは、矢印タカシです。

サイコパスという言葉、最近よく聞くようになりましたね。 1991年の映画「羊たちの沈黙」がきっかけで、世界中にその特異な性格が知られることとなりました。 では、いったいどんな性格なのでしょうか? 知っておくべきサイコパスについて、今回はお話していきます。

サイコパスとは

サイコパスとは「反社会性パーソナリティー障害」という精神病者のことです。

通常とは異なり著しく偏った考え方や行動をとり、対人コミュニケーションに支障をきたすパーソナリティー障害の一種です。

その特徴として他人への愛情・思いやりが欠如していたり、自己中心的で道徳観念・倫理観・恐怖を感じないなどがあげられます。

サイコパスの原因は、脳の障害などの先天的なものや幼少期の虐待といった後天的なものなどが考えられていますが、現状ははっきりとわかっていません。

男性の3%、女性の1%が該当するといわれ、日本全体で見るとその数は約150万人にものぼります。

「羊たちの沈黙」のようにサイコパス=猟奇殺人者というイメージが強いですが、犯罪者だけではなくビジネスの分野で優れた成果をだすこともあり、経営者や医者などにも多いと言われています。

サイコパスの特徴

まず一見、社交的で口が達者な人が多いです。 サイコパスの人は状況を把握する能力に長けており、自分がどのように振舞えばいいかを理解しているので、相手に合わせた会話をすることが得意です。

また非常に利己的で自分のことしか考えないといった特徴があります。 これは他人に対する共感力が欠如していることが原因で、そのために他人がどのように感じようが興味ありません。 なので自慢話が多く他人を見下す傾向にあります。

自己中心的な考えなため、ミスをしても自分の非を認めようとしません。 問題が発生しても他人のせいにしたり、運が悪かったと捉えて自分の行動を反省することはありません。

結果至上主義者でもあるサイコパスは、成果を出すためなら手段を選びません。 そのために他人を踏み台にしたり騙すことも躊躇しません。 良心の呵責を感じないために、嘘をつくことも全く気になりません。

他人の悲しみや喜びに共感できず、自己中心的で口達者であることから他人を操る揚力が高いのも特徴のひとつです。 それは良心の欠如も表しており、他人に迷惑をかけることも気にしません。 特に良心の欠如が著しいタイプに猟奇的な殺人者になるケースが多くみられます。

最後に、サイコパスのひとは常に刺激を求めるくせがあります。 スリルを追い求めたりリスクをとって危険な行動にでることで満足感を得ているので、単純作業のような面倒でつまらないことは耐えられないと言われています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

昔でいう「血も涙もない人間」とは、まさにサイコパスのことですよね。 そんな人に「良心は痛まないのか! 他人の迷惑も考えろ!」と言ったところで全く響きません、それがサイコパスの特徴だからです。

有名なところではトランプ大統領がサイコパスと言われています。 周りを気にしない強気な発言、気に入らない閣僚は次々とクビにして、自分成果のためなら北朝鮮をもホメ倒すのはサイコパスの特徴と言えるのではないでしょうか。

サイコパスは猟奇的殺人者に多いと言いましたが、頭がよくビジネスの分野で成果を出すタイプも多くいます。 独裁者的な経営で業績をのばしたりする社長にもサイコパスは多いのかもしれませんね。

毎日のように虐待や殺人・暴行事件などがニュースで報じられています。 常識的な一般人には「なぜ、そんな酷いことができるんだ?」といつも思うでしょう。 でも、それが実はサイコパスの仕業だと知っておくことは大事かもしれません。

自分や大切な人がサイコパスの人の被害に遭わないためにも、特徴を理解して判断できるようにしておくことが大切です。

常識では考えられないサイコパスの特徴。 少し怖い話でしたが知っていれば対処のしようがあります。 知らないとサイコパスに操られて被害を被ることも。

それでは、また。