砂糖断ちしたい! 砂糖の中毒性はニコチンよりも強い? 甘いものをやめて健康なカラダを手に入れたい!

健康

こんにちは、矢印タカシです。

白砂糖に中毒性があることは一度は耳にしたことがあると思います。 でも多くの人は「これくらい普通じゃない?」と自分は大丈夫だと思っていませんか? 現代人はあきらかに砂糖を取りすぎていますし、糖尿病やアレルギーの増加も甘いものの取り過ぎと無縁ではありません。 長い目でみれば砂糖はできるだけ減らしていったほうが良さそうです。 少しづつでも「意識的に」甘いものを減らしていきませんか? 意外なメリットも含めて今回は「砂糖断ち」についてお話していきます。

砂糖の中毒性

砂糖を含む甘いものや糖質(パン・ごはん・麺類)は動物実験の結果などで「薬物依存と同じ作用をする」ことがわかっています。

ラットを使った実験では、コカインよりも甘味のほうがより中毒性があるといい結果がでました。 元々多くの動物たちは甘味に対する味覚受容体が大昔の環境で進化したため、現代のように高濃度かつ大量の甘味に対して適応できていません。 

そのために強い刺激が脳内において「報酬シグナル」となり自制できなくなることで中毒になると考えられています。

甘いものが大好きで肥満の人が多いアメリカでは、年間およそ60キロもの砂糖を摂取していて、心臓病など深刻な問題を引き起こしています。

砂糖の取りすぎによる体の症状

1・肌荒れ

糖分の取りすぎは肌のタンパク質やコラーゲンなどにダメージをあたえ、シワや老化の原因につながります。 また女性ホルモンのバランスを崩すためニキビの原因にもなります。 そして腸内の悪玉菌の好物でもあるため、体内の炎症を引き起こして肌に湿疹があらわれることもあります。

2・疲れやすい

これは糖質を取ることで血糖値の上げ下げが激しくなることが原因です。 食後の眠気も同じ原因によっておきます。

3・体調を崩しやすくなる

体内の免疫システムが弱ることが原因です。 糖分の取りすぎはビタミンを壊してしまうので結果として体調不良の原因になってきます。

4・つねに空腹感がある

砂糖にはカロリーはありますが栄養価は低いです。  これが代謝に影響することで常にお腹が減った気分に悩むことになります。

5・イライラしやすくなる

これも血糖値の急激な上げ下げが原因です。 血糖値の変化は攻撃的な性格になったり疲れて無気力になったりと、情緒不安定の原因にもなります。

6・甘いものや炭水化物が欲しくなる

これがまさに「中毒(依存)」の症状です。 一度快楽を覚えてしまった脳が「甘いものをもっとくれ!」と命令していることが原因です。

7・体重の増加、または減らなくなる

甘味の取りすぎは内臓脂肪の増加につながります。 タンパク質をとって筋肉量を増やすことはダイエットの第一歩ですが、砂糖は真逆でダイエットを成功させにくくする働きしかしません。 糖分カットはダイエットの基本です。

問題なのは「あきらかに砂糖を使っている」ものばかりではなく、知らないうちに砂糖を含んだ食品を口にしている点です。 完全に排除することは難しいですし、そこまで神経質にならなくてもいいとは思いますが知識として知っておいた方がよさそうです。

砂糖を多く含む加工食品には、清涼飲料水(ジュース)・アイスクリーム・お菓子類をはじめ、ケチャップ・パスタソース・ジャムなども多く使用しています。

スーパーに並んでいる製品の7割ほどは砂糖を使っているといわれています。 加工食品では味をよくする目的で入れられたりするので、気になるものは食品表示表をチェックして「砂糖」が入っているかを確かめるといいでしょう。

砂糖断ちの方法

まず「あきらかに砂糖を使っている食品(飲料)」からやめる。

私の場合ですが無類の菓子パン好きだったのですが、これをきっぱりとやめました。 

あとは「お菓子とジュース・間食」もついでにやめました。 まだ始めて日が浅いのですが、やめた日からあきらかに体調がよくなっている感覚はあります。 具体的にはいつも悩まされていた空腹感とイライラが軽くなっています。

ひとり暮らしならば自宅に砂糖を使ったものを極力置かない(目にしないようにする)ことも大事だと思います。 家族がいるなら協力してもらえば心強いかもしれませんね。

そしてあまりナーバスにならないことも習慣化するコツだと思います。 始めれるところから続くだけやってみて、もし途中で食べてしまっても自分を責めないこと、リセットしてあらたに砂糖断ちを始めること、自分でゴールしたと感じるまで続けることが大事だと思います。

「砂糖断ち」とは言いますが「砂糖をできるだけ減らそう」が目的なので、自分に厳しくし過ぎて続かないのは本末転倒です。 出来る範囲からより長く続けることです。

まとめ

私個人の悩みとして肌荒れ・疲れやすい・イライラ・空腹感は30代からずっとありました。 すべてが砂糖が原因とは思いませんが、自分の体のことも考えて「砂糖断ち」に挑戦してみようと思いました。

ンビニに入れば満腹なはずなのに菓子パンを手に取ってしまう、しかも総菜パンではなくクリームがたっぷりと入っているものが好きでした。 自分でもヤバイなとは思っていましたが決断できずにいました。

砂糖断ちについては追って報告していきます。 メタボ解消&ダイエットにつながるように努力したいですね。 

砂糖のすべてが悪いわけではありません。 取りすぎていることが問題だと思います。 あなたの体はあなたにしか守れません。 糖尿病や体調不良、イライラから人間関係を壊してしまう可能性もあります。

甘いものは別腹ともいいます。 満腹でも食べてしまう、美味しいから食べてしまう、それは砂糖による依存症の始まりだと思いませんか?

企業や食品メーカーは「美味しくするため(売れるため)」に砂糖をジャンジャン使っています。 それに気づいて自分を守るのはあなたしかいませんよ!

それでは、また。