メモを取る習慣 書くことで記憶に残すアナログだけど確実な方法です。

仕事

矢印タカシです。

あなたはメモを取る習慣がありますか? 私はラジオの情報をメモしたり、仕事でも初めての作業はメモを取って自分だけのマニュアルを作ったりします。 電子メモやスマホのアプリも便利ですが、やっぱり紙に書き込む作業が一番しっくりきますね。 今回は「メモを上手に取る方法」についてのお話ですよ。

メモを取らない、頭で覚えようとする人。

仕事でよく人に新しい作業を教えることがあります。 新人さんからベテランまでいますが、メモを取る人はおそろしく少ないです。

大事なんで紙に書いたほうがいいですよ、と言ってもふんふんと頭で覚えようとする。 案の定、次の日になって電話がかかってくるんですが私は出ません。(笑)

仕事が出来る人、覚えが早いひとは間違いなく「メモを取る」ことをしています。 なぜなら、人の記憶の曖昧さを理解しているからです。 昨日なにしましたか? って聞かれても「えっと、仕事したのはおぼえてるけど何したっけ?」となりがちですよね。 

不確実なものを残すためには、それなりの作業が必要なことを知っている人は強いです。 人間は思っているより「忘れることが得意」な動物です。

「覚えなければいけない」内容は、一度書いてみて後から見直す習慣が必要です。

そうすることで短期記憶から脳に定着する長期記憶へと変化していきます。

メモをとって自分のマニュアルにすることは結局、自分を楽させることになるんです。 あとから「何でしたっけ?」って平気で聞いてくる人は信用できませんし、「あいつは仕事が出来ない」と思われてもおかしくないですよね。

でも、本当に多いんです。 メモを持ってない人。

メモを取るのがうまい人

でも10人に一人くらいは「出来るひと」もいます。

教えていても楽ですし、質問もしっかりとしています。 こうゆう人は自分なりのやり方をさっさと習得するので、独り立ちも早いですしマニュアルがあるために、久しぶりにその仕事をやってもブランクを感じさせずに動けます。 正直、私も見習わなければならないところが多いです。

そして、メモを取るのがうまい人の特徴として、「説明に対する理解力」を持ち「疑問を自分で解決する質問力」、「要点を短時間でまとめる文章力」があり「メモることですぐに動ける再現力」があります。

実はメモを取るのって慣れていないと難しいんですよね。 学生時代に黒板に書いてあることをノートに書いたと思いますが、丸写しが一番楽なんです。 そのかわり全て書かなくてはいけないのと、要点を絞れていないので書いた割に覚わりません。

メモ取り名人は「要点をまとめる」のが早くてうまいんです。 そして、この能力は何を隠そう「メモを取る」ことが一番の訓練になるんですよ。 最初はぎこちなくダラダラと書いている文章も、慣れれば要点だけをうまく書き出せるようになりますし、結果として文字数も少なくなり楽をできるんです。

メモ取りの道具

今はスマホで何でも済ませる時代です。 財布もクーポンもカメラもメモも、その気になればスマホ一台で全て完結してしまいそうですが、メモだけはアナログがいいように思います。

理由として「すぐ使える」点があげられます。 スマホでは電話やネット中にはメモれませんし(スクリーンショットは便利ですが)、ロック解除してアプリをタップして文字入力するのは正直億劫ですよね。 その昔、いくつか試してみましたが、どれも長続きしませんでした。

その点「紙(メモ帳)と鉛筆(ボールペン)」は電源要らずで瞬発力バツグンです。 躊躇なく書き始めることができることは大きいですよ。 めんどうだからとメモを取る回数を減らしていては本末転倒です。 「メモしたい!」気持ちにすぐに反応できる態勢は重要ですよね。 思ったら即行動が基本です。

まとめ

メモの取り方は人それぞれ千差万別だと思います。 スケジュール帳に書くひともいれば、適当な紙に書くのが好きな人もいます。ビジネスで使う人も多いですが、趣味やアイディアを書き留める人もいますよね。 

それぞれに合ったメモの取り方を見つけていけばいいのではないでしょうか。

あくまで「あとで見返す」ことが前提なので、書いて満足するのではなく定期的にパラパラと見直すことも習慣づけましょうね。

何かを「書く」ことは頭の整理にもなります。 

モヤモヤと考え事がまとまらない時は、頭の中のことを紙に書き出すことで視覚化して分かりやすくする効果もあります。 書く事はいいことしかないんです。

気になったキーワードをメモして調べる、週末のイベント情報をメモる、一日の流れをToDoリストにして確認する。

メモ帳は使い方次第であなたの「優秀な秘書」にもなります。 うまく使いこなせば自分がどんどん楽になっていきます。 めんどうだから書かないのではなく、楽したいから書いて残すんです。

それでは、また。