防災の意識改革 備蓄をやめて普段使いの品物を増やす「ローリングストック」を始めませんか?

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こんにちは、矢印タカシです。

あなたは災害に備えてどんな対策をしていますか? 水や食料を備蓄しているひとも多いでしょうし、防災リュックなどにラジオなどの防災グッズを準備しているひともいるのでは? そんな時に困るのが「備蓄したはいいけど消費期限っていつだっけ?」という問題です。 食料に限らず電池なども「使用期限」が記載されていますよね。 いざという時に使えなければ持ってないもと同じです。 そこで消費期限を気にせずに、普段から使っては買い足していく「ローリングストック」を試してみませんか?

ローリングストック法とは

ローリングストック法とは日常生活の中に「食料備蓄」を取り込んだ方法で、常に一定の食料を確保することで備蓄の変わりにするやり方です。

簡単にいえば「いつもより多めに買って保管する」ことで、災害時にはそのまま防災食にもなるし、日常生活でも消費しながら備蓄する方法です。

食料に限らず「電池」や「カセットボンベ」などもこの方法が使えますよね。

ローリングストックのやり方

まず備蓄する品物を決めましょう。 パスタやレトルト食品、インスタント麺などは賞味期限も長いので備蓄に向いていると思います。 それらを備蓄分も含めて一定量を買っておきます。 一週間分の備蓄なら普段×7倍の量を買うといった感じですね。

次は日常生活で「いつものように」使います。 そして、使った分だけ新たに買い足して備蓄します。 古い順に使うように心がければ賞味期限切れもおこしにくく、使うたびに品物が新しくなっていきます。 

たったこれだけですが、備蓄をしている感覚もなく普段の生活がそのまま防災になるので便利ですよね。

ポイントは「古いものから使う」のと「減った分だけ買い足す」ことだけです。

どんなものが向いている?

基本的に賞味期限が短い食品や生ものでなければローリングストックは出来ます。

レトルト食品やインスタント食品、乾物や缶詰類、ペットボトル飲料や水などは定番として備蓄したいですよね。

食品以外にも乾電池やカセットボンベ(コンロも常備)、ウェットティッシュやサランラップなども揃えると便利です。 災害時にカセットコンロと水があれば温かい料理も作れますし、お風呂の代わりにお湯を作ることもできます。 そのためにはカセットボンベを普段より多くストックしておけば安心ですね。

あとお菓子類もカロリーがあって消費期限が長いのでおすすめです。

まとめ

防災は特別なことではなく、身近なこととしてやっていきたいですね。

そのためにも段ボールに大量の食品を備蓄するのではなく、普段の生活のなかで「食品を備蓄する」というローリングストック法は最適だと思いませんか?

いつでも一目で備蓄状況が確認できますし、何より目で見ることで安心感がありますよね。 

5年間長期保存なんていう商品も売っていますが、あきらかに割高ですし5年後の賞味期限を覚える気にもなりません。 それなら普段からドラッグストアで入手できるミネラルウォーターを3箱ほど多めに備蓄するほうが迷わず使えて便利ですよね。

ルールも「古いものから使って、減ったら補充する」だけです。

明日からできる簡単な防災「ローリングストック」を始めてみませんか?

それでは、また。