ジャッジしない生き方 相手を裁くことは自分を苦しめる結果につながります。

人生

こんにちは、矢印タカシです。

「あの人は〇〇だからダメなんだ」や「どうせ△△に決まってる!」など、人は知らないうちに物事や相手をジャッジ(評価)しがちです。 そうやって自分の価値観で決めていった方が楽だからという面もあります。 相手が自分の意にそぐわない行動をすれば「やっぱりね、△△だからね」と決めつけられます。 しかしジャッジすることで自分を苦しめることになっていたら? 物事や他人を「評価する」クセをやめて、苦しくない人生にしていきませんか?

人を裁くことなかれ しからば汝らも裁かれざらん

人を裁くことなかれ しからば汝らも裁かれざらん

この言葉は有名な聖書の一節です。

人を裁く(善悪を決める・判断する)ことをしなければ、あなたも裁かれることはないんだよ、他人に悪口を言えば自分も言われてしまうんだよ。 といった意味でしょうか。

相手がどうであれ自分の考えだけで善悪を決めることは傲慢な態度でしかありません。 それは自分勝手な思い込みだからです。 人の心までは分かりませんから、自分だけの一方通行の考えでジャッジすることは自分を苦しめることになります。

他人の言動は常に真っ白い状態です。 それをこちら側の思い込みで赤や青に染めてしまっているわけで、本来は何もないはずなのに勝手にイライラの原因を作りだしているのです。 

つまりジャッジすればするほど「自分だけイライラする」ことになるわけです。

どうすればジャッジをやめられるか?

頭では「そうだよね、自分の主観で物事を判断するのは良くないよね」と理解していても、今までしてきたジャッジをやめるのは簡単ではありませんよね。

では、どうすればいいか?

まずジャッジしそうな自分に気づくことです。 「あ、なんか勝手に評価をしようとしてるな」と感じたら、自分の思考を客観的に見てみることです。 「あぁ、こんなことを言われたから自分はそこに反応しているんだな」「傷つくことが怖いから先に相手を見下そうとしたのかも」などです。

そして「私はジャッジしない、何とも思わない」と小さく言ってみることです。 口に出すことで頭に浮ぶ「むかつく」「イライラする」感情を鎮めましょう。 慣れてくればジャッジしそうな場面になっても何も思わなくなります。 つまり自分に余裕が出来た状態を保てているということです。

まとめ

世の中の出来事はいつもフラットな状態です。 それを私たちがそれぞれ「解釈」することで良いこととか悪いことになってしまいます。 

他人をジャッジするクセのある人は、実は自分が一番ジャッジされたくないんですね。

他人の言動に反応するクセをやめれば、おのずと生き方は楽になります。 自分を楽にするのも苦しめるのも「自分自身」ということを忘れずにいたいものですね。

それでは、また。