因果応報の法則 いいタネをまけば、いい結果につながる不思議な法則

人生

こんにちは、矢印タカシです。

子どもの頃、「悪いことをするとバチが当たるよ!」と親に叱られたことはありませんか? これがまさに「因果応報」の法則なんです。 よく耳にする四字熟語ですが、普段はあまり気にしませんよね。 でも悪いことだけじゃなく、良いことにも当てはまる魔法の法則「因果応報」について、今回はお話していきますね。

因果応報とは?

因果応報はもともと仏教の教えからきた言葉です。

良いことも悪いことも、「自分が受ける結果のすべては自分が作っている。」という考えかたです。

すべての結果は自分が作り出しているということは、自分で良い原因を作ることができれば、おのずと結果はいいものになるということですよね。

因果とは?

因果とは文字通り「原」と「結」のことで、このふたつは必ずセットで成り立っています。

 

原因が無ければ結果は出ませんし、結果が出ているならそれに対する原因があるということです。

「努力」という原因があるから「成功」という結果が得られます。 「病気」という結果には「不規則な生活」などの原因があるということですね。

すべての出来事に原因があるのなら「偶然の出来事」は成り立たず、そういう意味で「すべての出来事は必然的に起こっている」と捉えられます。

応報とは?

因果が「原因と結果」なのに対し、応報は原因に「応じた報い」のことです。

まいた種に応じた結果が必ずでることが「因果応報」ですが、タンポポの種からはタンポポの花しか咲かないように、原因に応じた結果しか現れないと教えるのが仏教の教えです。

一見、当たり前のような法則ですが例外を一切認めません。 そして私たちが考える「幸福・不幸」という結果にも、必ずそれに応じた原因があるということです。 

幸福・不幸という「運命」にはどんな「原因」が関係しているのでしょうか。 仏教ではその原因を「私たちの行い」と教えています。 つまり日々の私たちの行いが、自分自身の「運命」を作り出しているということです。

善因善果 悪因悪果

先ほどのタンポポの話のように原因と結果は必ずつながっています。

なので「善い行い」は「善い結果」を生み出し、「悪い行い」は「悪い結果」を引き起こすといえるでしょう。

これを「善因善果・悪因悪果」と呼びます。

一般的に「因果応報」という言葉は「悪いことをするとバチが当たる」というような悪因悪果の使い方がよくされますが、いいことをした時にもこの法則は働くことを覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

よく「お天道様が見ている」とか「悪事を働けば天罰が下る」など、昔から私たちの生活の中に、因果応報は関わってきていたんですね。

この言葉を怖がるのではなく、味方につければ「善因善果」という努力が報われることも分かりました。

自分の人生を不幸にしたい人はいません。

では、幸福になるためにはどんな原因を作ればいいのでしょうか?

「幸せになる原因」を明日から探してみませんか? それを考えること自体、なんだかワクワクしてきますよね。

それでは、また。