鏡を見る習慣 鏡越しの自分を見つめることで得られる大きなメリットとは?

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こんにちは、矢印タカシです。

「鏡よ鏡よ鏡さん、この世で一番美しいのは誰?」というのは童話・白雪姫の有名なセリフですが、このように鏡に語り掛けることで自分の内面に向き合えるようになれるって知っていますか? 普段の外見や身だしなみのチェックから、今日の体調やメンタルまで、毎日鏡を見ることで自分の変化に気付くようになりませんか? 今日は鏡を見る習慣をつくることで得られる、嬉しいメリットについてのお話です。

なぜ人は鏡を見るのか?

私たちは毎日当たり前のように鏡の前に立ち、自分の顔や姿を見ています。 朝の洗顔や歯磨き、メイクに着替えなど鏡のない生活は不便ですし考えられないですよね。

そんな鏡ですが歴史は古く、紀元前3000年ほど前から金属製の鏡は使われていました。 では、なぜ人は鏡を見るのでしょうか。 自分の顔や姿をみたいから? 身だしなみや健康状態を確かめるため? つまり外見のためだけに鏡を見るのでしょうか。

鏡で外見をチェックするメリット

・まず身だしなみに気を遣うようになります。

 だらしがない人は例外なく鏡を見る習慣がありません。 トイレで手を洗うときも、チラッと鏡に映った自分に目を合わせるだけで、服装や身だしなみまではチェックしません。 人は内面以上に外見の印象は大切です。 身だしなみを良くすることで周りからの評価も変わりますし、人生を好転させるためにも鏡を見る習慣をつくりましょう。

・自分の変化に気づくことが出来る。

これも毎日続けることで小さな変化に気付けるようになります。 肌の調子や顔色、むくみや疲れた表情などから、自分の健康状態やストレスのたまり具合を知ることができます。 同僚から「なんか今日、疲れてる?」なんて言われる前に、自分で今日の調子が分かるようになりたいですね。

・体型を気にすることでダイエットにもつながる。

身だしなみが他人のためなら、ダイエットは自分の健康のためになります。 誰でも自分の体型はあまり直視したくいない事かもしれませんね。(自信のある方は別ですが) そこから逃げずに毎日「真の自分の姿」と向き合うことで、食事や運動について考えるようになります。 また、鏡を見ながら食事をすることで、早食いや過食を防止する効果もあります。

鏡を見ることで自分の内面を見つめる。

鏡の中の自分と目を合わせることで、精神的に落ち着く効果が認められています。 

これはハーバード大学の研究でも明らかになっており、「仕事中にストレスを感じるとき、鏡をみることで気持ちが安定する」という結果が出ています。

また、鏡を見るときは自分の中で一番いい表情をしますよね。 その自信に満ちた表情を見ることで、客観的に冷静になれるのと同時に表情がそのまま感情になる。 つまり鏡の中の自分を見つめることで自信がみなぎってくるのです。

そして自分の視線であっても見られることで「孤独感が和らぎ落ち着きを取り戻す」効果もあります。 泣いている赤ちゃんに鏡を見せると、自分の顔をみることで泣き止むのもこの原理が働いているのかもしれませんね。

仕事に集中したいときにデスクに鏡を置く方法もあります。 これも「見られている」という緊張感を常に感じることで、無意識に集中力が高まるためと考えられます。

鏡を見る習慣 まとめ

いかがでしたか?

身だしなみや健康チェックだけでなく、鏡を見ることは精神面にも大きなメリットがあるということを分かってもらえたでしょうか。 

人からどう見られるかという外見に向ける意識を「公的自己意識」と呼びます。 モデルさんや芸能人の方は常に人から見られる仕事なので、「公的自己意識」が高いのはもちろん鏡の重要性についてよく理解しているのかもしれません。 学生時代はパッとしなかった人が、タレントなどになったとたんに綺麗になるのも「視線を感じること」が関係しているかもしれませんね。

美しくなりたい。 背すじを伸ばし健康的で自信のある自分になる! 

そのためには、まず部屋に大きな鏡を置くことから始めてみませんか?

それでは、また。