シンボルツリーのおすすめ7選。 人気のひみつを詳しく解説します。

家庭

こんにちは、矢印タカシです。

家を新築するときに建物ばかりに気を取られがちですが、完成してから「うーん、何か物足りない!」 そうです、シンボルツリーの存在を忘れてませんか? 無機質で直線的な建物のそばに植えるだけで、自然の緑と美しい樹形、その家のアイキャッチ的な存在としていっそう引き立ててくれるはずです。 

今回はそんな「シンボルツリー」の代表的な7種類について、樹木の特徴などと一緒にお話していきますね。

シマトネリコ  常緑広葉樹  

街でもよく見る人気の高いシンボルツリーです。

ツヤのある小さな葉が、軽やかに風になびきとても魅力的です。 値段も手ごろで色んなシチュエーションに合わせやすく育てやすい樹木と言えるでしょう。

成長スピードが早めなので、こまめに剪定して美しい樹形を楽しみたいですね。

シラカシ  常緑広葉樹 

カシの名の通り、秋にはドングリを落とします。

樹皮が黒っぽく葉もスタイリッシュなので、流行りの「和モダン」な雰囲気の庭にもとてもよく似合います。 寒さにも強く日当たりが悪い場所での耐久性もあり、植える場所を選びません。 ただし、放っておくと見た目のバランスが崩れやすいので、定期的な剪定が必要です。

ソヨゴ  常緑広葉樹  

秋には赤い実が鮮やかなソヨゴです。 明るい緑色の葉が、風にそよぐ音が美しいことが名前の由来。 せっかくなので部屋からみえる場所に植えて、風にゆれるソヨゴの葉の音を楽しみたいですね。

成長もゆっくりな常緑樹なので一年中楽しめます。

ヒメシャラ  落葉広葉樹  

初夏に白い花を咲かせるツバキ科の落葉樹です。

幹や枝ぶりが細く繊細で、新緑も美しくて爽やかな印象が魅力的です。 乾燥に弱いのですが、手間もかからずゆっくり成長するので扱いやすい樹木です。 

縦に高く成長するヒメシャラは、庭の中でも立体感を演出してくれる存在になるでしょう。

ヤマボウシ  落葉広葉樹  

こちらも初夏には樹木全体を覆うように白い花が咲きます。

水はけがよく風通しの良い場所を好み、寒さにも強い落葉樹です。 手間をかけなくてもきれいな樹形に成長するので、あまり手入れができない方にもお勧めのシンボルツリーです。

ハナミズキ  落葉広葉樹  

ピンクと白色の花が美しく咲く落葉樹です。

可愛らしい雰囲気があるので洋風の建物にもマッチしますし、季節感を演出するのにもお勧めできる樹木です。 乾燥にあまり強くないので、水やりなどをまめにしたいですね。

エゴノキ  落葉広葉樹

横に広がるような樹形は、広い場所で存在感を演出できます。

日当たりのいい場所に植えれば、初夏には枝先にきれいな白い花を咲かせます。  葉は小さく枝ぶりも繊細で、雑木風の樹形が美しいシンボルツリーです。  

まとめ

いかがでしたか?

シンボルツリー選びは基本的に、新築時の外構として業者さんにおまかせする事も多いと思います。 ですが、せっかくなら部屋の間取りと同じように庭や玄関周りも自分たちでデザインしてみるのも楽しいですよね。

樹木もそれぞれ人間のような個性があって面白いですし、落葉樹ならば冬場はすっきり陽ざしを通しますし、常緑樹なら一年中いつでも緑を楽しむことができます。

シンボルツリーはまず自分たちが見て楽しみ、通りを歩く人のこころも癒してくれます。 玄関先に植えてライトアップすれば、おしゃれなお店のような演出もできますし、植え方しだいで目隠しにも防犯にもなります。

ぜひ園芸センターなどで実物を見て、気に入ったものをシンボルツリーとして植えてみてはいかがでしょうか。

それでは、また。