方向オンチのメカニズム。 なぜ人は迷うのか? 

日々の生活

こんにちは、矢印タカシです。

旅行先で迷ったり、地図を見ているのによくわからない。 そもそもここはドコ? 私はダレ? こんな経験はありませんか? カーナビやグーグルマップも便利ですが、「脳内ナビゲーション」を鍛えればもっと便利! 今回は方向オンチの改善方法などについてお話していきます。

方向オンチのしくみ

方向オンチとは自分が今どこにいるのかを見失ったり、行き先や方角・経路がよくわからなくなり迷ってしまう人のことですね。

一般的に女性に多いと言われますが実ははっきりとした根拠はありません。 一説によると男性のほうが右脳を使うので空間認識能力に長けており、女性は左脳をよく使うためにその能力が使われないというものです。 でも女性でも道に迷わない方も大勢いますし、男性なのにカーナビやスマホに頼る人もいます。

方向オンチの特徴を知ろう。

方向オンチの人には同じような特徴があります。 また、病気ではないので努力とトレーニングで改善することができます。 そのためにも特徴をしっかり理解していきましょう。

・今どこにいるのかわからない。 

スタート地点がわからなければゴールにもたどり着けませんよね。

・地図の見方がわからない&間違えている。

地図をクルクル回す人は要注意! 地図は基本的に上が北を向いています。 そこを基準に東西南北を理解しましょう。

・思い込み&勘で行動する。

行き当たりばったりでは目的地に着けません。 行動する前に「計画」しましょう。

具体的な改善方法。 どうすれば治る?

・出かける前に地図などをよく見て、自分の移動経路を把握する。

 どのように移動すれば目的地につけるのか、シュミレーションすることが大切です。 現地についてからではなく、出かける前に把握するクセをつけましょう。

・勘や思い込みで行動せず、迷ったら地図で現在地を確認する。

当てずっぽうに頼っていては方向オンチは改善しませんよね。 常に自分がどこにいるのか地図で確認するクセをつけましょう。

・カーナビ・スマホの地図案内に頼らない。

今では欠かせないアイテムになりつつありますが、「脳内ナビ」を使って道に迷わないようにトレーニングしてください。 カーナビ・スマホはあくまで「迷わないため」の補助ツールと思うようにしましょう。

・空間認識力を鍛える。 平面ではなく立体的に景色を覚える。

普段、通いなれた場所であれば周りの建物や雰囲気で道を覚えていますよね。 初めていくような場所も同じで、コンビニや目立つ建物や交差点の名前を覚えるようにしてください。 前ばかりではなく上を見上げたりして立体的に記憶するトレーニングをすると、平面的に移動するよりも強く記憶に残ります。

・地図を回さずに読む。 方角を意識する。

今、自分がどこにいてどっちを向いているか理解することが基本です。 方角が違えば当然ゴールとは違う場所に向かいます。 夕焼けが眩しい景色なら西向きですし、電柱の影などで方角はわかるはずです。 正しく地図を読むことが出来れば方向オンチを卒業する日も近いでしょう。

最後に

方向オンチは本人にとっても周りの人にとってもデメリットしかありません。 不便ですし時間もロスしてしまいます。 直せるなら直してしまいましょう。

上記を参考にしてトレーニングを重ねれば「脳内ナビゲーション」は格段に便利にアップデートしていきます。 電源もモニターも要らないとても便利なものです。 いつでも自分の視界とシンクロして迷わずに目的地に着くこと出来るようになります。

「ドジだなぁ」と言われたのは若い時だけです。 加齢とともに深刻な状況にならないように頑張って努力してみてくださいね。

それでは、また。