お墓の文字がハゲてきた。 意外と簡単!お墓のメンテナンス!

家庭

こんにちは、矢印タカシです。

お墓参りしてますか? お花を活けて線香に火をつけて静かに手を合わせると、不思議なものでとても心が落ち着きますよね。 いずれ自分も入るかもしれない大切なお墓。 水をかけて終わりにしていませんか? 文字のペンキが剥げてきていませんか? せっかくなら周りのどのお墓にも負けない、ピカピカメンテナンスをしてみましょう。 今日はそんなお話です。

お墓のメンテナンスって? 水をかけるだけで十分じゃないの?

どうせ雨風に晒されるんだし、柄杓で水をかければ十分でしょ。 まあ、そうなんですが気持ちの問題、そして長期間そのやり方を続けると墓石にもいい影響はありませんよね。

我が家の話ですが、30年ほどまえにお寺が管理する寺院墓地にお墓を建てました。 建てた順番に並んでいるので両隣もほぼ30年経っています。 さすがにピカピカと輝いていた墓石も年々くすんでいき、お墓の文字もかすれている場所があったりします。

一方、我が家は年に数回ですが行くたびにスポンジでみがいてタオルで拭き上げる作業をしているのと、10年ほど前に一度文字を塗りなおしたおかげで30年前のお墓には見えないくらいの綺麗さを保っています。(と自分では思っている。)

5分間。 心を込めてお墓をみがいてみませんか?

せっかくお墓参りにきたのに流れ作業で準備をして参るだけじゃもったいですよね。 準備の前に5分間、こころを落ち着けてご先祖さまのことを考えながらお墓をみがく習慣を始めてみませんか? この短い時間が今の自分を見つめなおす最高の時間に変わりますよ? おすすめです。

具体的に準備するものを「使い古しのスポンジ、マイクロファイバーのタオル」だけです。 杓子とバケツは持ってますもんね。 やり方も簡単で上からたっぷり水をかけ、使い古しのスポンジで墓石をみがいていきます。 愛車を洗車するような気持で優しくまんべんなく擦ってくださいね。

終わった再び上から水をかけて汚れを流します。 最後はマイクロファイバーのタオルで水分を拭き取っておしまいです。 おつかれさまでした、ここまで5分ほどです。 来た時よりもお墓がピカピカになって気分がいいですし、この作業を通じてご先祖様や自分にきちんと向き合う時間はとても貴重だと思います。

文字のハゲ。 業者さんに頼まなくても出来ますよ!

大切なお墓だし自分でやったらバチでも当たるんじゃないの? いえいえ、自分でやるかたも多いですよ。 実際、私もその光景を見たからこそ自分で調べてやってみました。 業者さんだと手間はかかりませんが1~3万円ほど掛かります。

用意するものは「割りばし、ボロ布、綿棒、ペンキ(外部塗装用)、筆、ラッカー薄め液」くらいです。 時間をかけずに簡単に補修するのなら、割りばしにボロ布を巻いて文字をの汚れや、剥がれかけているペンキをこすって落とします。 ある程度きれいになったら綿棒などを使って水分を完全に拭き取ります。 水が残っているとペンキが上手く塗れません。

完璧を目指すならラッカー薄め液でペンキを除去してから塗りなおす作業になります。 一日では難しいかもしれないので、何回かに分けたほうがいいかもしれませんね。(腰を痛めないように) はみ出てしまったら乾いてからスクレイパーやカッターナイフの刃などを、表面に軽く当ててこすれば取れます。 強くゴシゴシやるのは傷の原因になるので注意してくださいね。

ペンキは外で使える対候性のあるペンキなら何でもOKです。 分からない場合、その名も「ニッペ・お墓のペイント・お墓の文字補修用・50ml」がネットで1200円ほどで売っています。

まとめ

行くまでは面倒、でも行けば必ず「行ってよかった」と思うお墓参り。

毎回、少しだけ時間を割いてお墓をみがいてみませんか? いつまでもピカピカと輝いたお墓でお参りしたいですよね。 文字の補修も10年に一度すれば十分だと思います。 でも効果は絶大で、文字がくっきりするだけで見栄えもグッと良くなりますよ。

思い立ったが吉日です。 今度のお墓参りから始めてみませんか?

それでは、また。