チープカシオ。「いい腕時計」の定義をくつがえす、まるでユーザーを試すかのような挑発的な腕時計。

日々の生活

こんにちは、矢印タカシです。

カシオと言えばGショック。 しかし同じくらい人気があり世界中から長く愛され続けているラインナップ、それが「カシオ・スタンダード」。 通称チープカシオのことです。 今回はこの「安くて正確で電池が長持ちしてデザインも良く着け心地がすばらしい」腕時計についてのお話です。

チープカシオとは? 一体何がそんなに魅力なのか?

40代以上には懐かしい、若い世代には新しい。 そんなレトロなのに近未来感すら漂うデザインがチープカシオの魅力のひとつです。 スタンダードというだけに安さと丈夫さユニセックスなデザインはつける人を選びません。 代表的なモデルF-91Wは1991年の発売でデザインは当時のままです。

薄めのウレタンベルトはしなやかに腕に巻き付き、そしてこの小さな液晶の中にはアラームとストップウォッチまで備えています。 そして説明書を読まなくても使いこなせるシンプルな機能。 それが子どもから大人まで愛される理由かもしれませんね。

私は同じカシオをウェーブセプター(世界各地で電波を拾ってくれる電波腕時計)も持っていますが、正直なところ説明書を読んでもいまだに使いこなせません。 むしろ多機能すぎて不便です。 もう半分あきらめています。

なぜ、今チープカシオがブームなのか?

昔からずっと世界中で売れ続けているチープカシオ。 世界で一番多く作られた腕時計ともいわれています。 最近では良いモノはいい!と、芸能人が使っていたり海外の有名人にもファンが多くいます。 一方ネットではベルトを変えてみたり液晶をいじってみたりするカスタマイズをする人も。 若い人を中心に再び静かなブームが広がっています。

昔、スウォッチというスイス製のポップな腕時計が流行りましたが、当時はデザインばかりが注目されて値段や性能は二の次でした。 その後ブームは下火になってしまいました。 私は値段が高くて集める気になれなかった記憶があります。

チープカシオのすごい点のひとつに「低価格」というのがあります。 基本的な定番モデルはどれも1000円前後。 高くても2000円ほどでほとんどのモデルを買うことが出来ます。 ちょっとした腕時計の値段でチープカシオを全種類揃えることも夢ではありません。

余談ですがおしゃれなセレクトショップなどではなぜかプレミア価格で3000円以上の値札がついていることがあります。 ネットではいつでも1000円なのに。

そして先ほど紹介したF-91Wの電池寿命はなんと7年! オギャーと産まれた赤ちゃんが小学2年生になるまで動き続けます。 その前にベルトに寿命がきます。(笑) この7年電池は通称「セミ電池(7年だから?)」と呼ばれ、チープカシオの魅力のひとつとして愛されています。 ほかにも10年タイプもありますが、アナログは構造的に3年となっています。

どんなモデルが人気なのか? 定番3モデルのデザインと価格。

F-91W  1000円前後。 アマゾンでは900円台で売ってたりする。 海外では絶大な人気があり、チープカシオの中でも特にファンが多い。



MQ-24 1000円前後。 若い女性に人気だが男性でも全然OK! これ以上に軽くて着け心地のいい腕時計は無いのでは? 本気でそう思います。

A158WA 1000円前後。 中身はF-91Wto同じムーブメントで、こちらは金属ベルト仕様。 金属なのに薄くて軽い、でも渋さはしっかり出ています。

この他にもたくさん種類があり、それぞれ個性が違って楽しいです。 一度、アマゾンなどで検索してみてください。 

まとめ

ステータス性はありませんが、それ以外はすべて高いレベルで備わった腕時計だとおもいます。 ただ、時計は宝飾品として見られるのも事実なので好き嫌い(かっこいいorダサい)は、はっきり分かれるかもしれません。 

デザインを見て「いいかも?」と感じたらぜひ一本買ってみてください。

安くてもカシオです。 大手の腕時計メーカーが真剣に作っています。 そして世界中にファンがいる古くから売れ続けている時計だということを忘れないでください。 私も集めだして5年以上経ちますが、とにかく飽きません。

 大好きです、チープカシオ!

それでは、また。