冬の朝。 凍結したフロントウィンドウに困った経験ありませんか? それ、どうしています?

ドライブ

こんにちは、矢印タカシです。

放射冷却で冷え込んだ冬の朝。 急いで出勤したいのに今日に限ってクルマのフロントガラスが凍ってるぅ! そんな経験ありますよね、今日はその解決法についてのお話です。

よく見かける方法は?

出勤途中の駐車場でよく見る光景は、ペットボトルやバケツにお湯を汲んできてザバー!っとフロントガラスにかける方法ですね。 ほかには地道にスクレイパー(樹脂製のヘラ)でゴーリゴーリゴ~リゴリ~と凍結部分を削り落とす作戦でしょうか。

どちらも昔からの方法で多くの方がやっていますが、なにせ時間と手間がかかります。

あと余談ですが絶対にやってはいけない方法は、「沸かしたての熱湯をかける」作戦です。 へへっ!どうせなら熱いほうが効果がデカいんだろ?という気持ちはわかりますが、小さな傷や飛び石のあとがフロントガラスにあったりします。

 ここに熱湯をかけると一瞬でヒビがビシッ!っと走ることがあります。 ガラスのコップに熱湯を注ぐと同じ現象がおきたりしますが、車のガラスでも同じことです。 私の知り合いにこれでフロントウィンドウを交換するはめになった人もいます。 車検も通りませんし。

意外と知らない解氷術。そして防止策。

フロントウィンドウが凍る理由としては放射冷却で冷やされた水分が霜となってフロントウィンドウに降りてきます。それが積み重なって厚い氷へと成長していく訳なので、予防策として屋根付きガレージに入れる、もしくは毛布や市販の凍結防止カバーを前の日の夜にセットしておくことです。(面倒ですが確実です。)

次はやはり「解氷スプレー」で溶かしてしまう方法ですね。 ホームセンターに500円程度で時期になると山積みのワゴンセールで売り出しています。 直接冷たい氷をさわったり、バケツやペットボトルにお湯を準備しなくてもよいので便利です。

おすすめのやり方の流れは、まずエンジンをかけてエアコンをデフロスター(フロントガラスに風を当てるモード)にします。そして暖房で風量をMAXにしておいてから車を降りて、解氷スプレーをフロントガラスにまんべんなく吹き付けます。 そして全体にタラ~っと氷が解けてきたらワイパーで拭き取ります。

慣れてくると運転席に座ったまま窓を開け、腕だけ出してスプレーすることも出来ます。 寒いのにわざわざ外に出たくありませんもんね。

結論。 早くて確実な方法は結局どれ?

ずばり今のところ解氷スプレーが手間も時間もかからず最強だと思います。

何より安いですし、一本あると地域によっては一冬で使い切れないくらいの量はあります。 我が家もシーズン前に数本まとめ買いして夫婦で使っていますが、暖冬だと翌年まで保管しておくこともあります。 問題なく次のシーズンにも使えますよ。

そしてネット時代の功名といいますか、解氷スプレーを自作するかたも居ることを最近になって知りました。 使い勝手やコスパを調べてみたいと思いますが、市販とさほど変わらないようですね。 ドラッグストアなどでアルコールを入手し、水と2:1の割合で混ぜて100均のスプレーボトルに入れるだけのようです。 解氷スプレーも主成分はアルコールで、原理として気化熱を利用して氷を溶かしているわけですから同じことですね。

最後に注意してほしいのが、解氷スプレーは安売りで298円のときもあったりしますが、よく「霜取りスプレー(紛らわしい!)」が198円で売ってたりします。

安い!と飛びつく前に「解氷なのか霜取りなのか」をよく確認してくださいね。 霜取りはその名の通り効果が弱いです。 二度ほど騙されています、はい。

寒い朝でもあわてず安全に出勤してくださいね! 

それでは、また。